1949-03-30 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
いろいろ話を聞きますところによりますと、大会社の方は非常に早く済んでいると思いますが、これは産業設備営團関係の債権、債務の関係は一万数千件、非常に細かい百円以下というようなのがございます。その関係で零細なものを集めるのに郵便を出しても返事が來ないものもあるし、主として大阪で燒けた小さいメーカー等はどこへ行つたのか分りません。それでみんな非常に苦心をした。
いろいろ話を聞きますところによりますと、大会社の方は非常に早く済んでいると思いますが、これは産業設備営團関係の債権、債務の関係は一万数千件、非常に細かい百円以下というようなのがございます。その関係で零細なものを集めるのに郵便を出しても返事が來ないものもあるし、主として大阪で燒けた小さいメーカー等はどこへ行つたのか分りません。それでみんな非常に苦心をした。
それは只今申上げましたように産業復興公團が産業設備の建設、或いは國内の遊休の設備、資材の買受、貸附或いは拂出をやりまして、重点的に産業の復興に寄與して行くとこういうことになればやはり一元的な大きな視野に立ちましてこの産業復興公團を動かして行くということでなければなりませんが、その場合に特殊鋼の場合におきまして、或いは先程の鉄鋼販賣会社の引継がまだ未了、或いは公易営團関係の外れておる分、こういうものが
それからその外にも交易営團がこれ又閉鎖機関になつておりますが、交易営團関係でも相当の鉄綱その他の資材があるのでございますが、これ又外れておる、いずれも先程申上げました特殊綱と同じような事情と経緯で外れております。先程御質疑のございました数字の問題をお答えいたします。資材関係につきましては、第二、四半期、本年の九月までの累計が買入の合計が約五十六億八千万円強になつております。
それからもう一つは、営團関係ですが、住宅営團が解散をされまして、縣及び市の方にその住宅の管理を引継いだ又その間に整理委員会が設立されて現在の住宅を整理されておる。こういうような現状であるようでありまするが、熊本縣におけるところの住宅営團の建設しました一部において、出水町に約四百戸くらいの住宅営團建築課の家が建つておりまするが、この中の八十戸くらいは、殆んど八分くらいでそれが雨露にさらされておる。